建築家になったきっかけ

私の父は建築家で、私は父に反抗もしていましたので、もともと建築家を目指していたわけではありませんでした。

建築家に対する考え方が変わったのは、父の遺品整理をしていたとき偶然、新建築社が主催する国際住宅設計競技のコンペの作品群を目の当たりにしたときです。

海外からの多数のアイディアの入選があり、発想の自由さと建築に対する深い洞察力、それをまとめ上げる表現力、に興味が湧き、このコンペに入選したいという憧れが、建築家を目指すスタートとなったような気がしています。

クライアント様へ

独立してして、多くの出来事があるなかで、印象に残っている案件が最初の仕事です。

「自分が設計したものに報酬があるということ。金額は三万円で少額だったんですけど、とんでもなく嬉しかったです。建築家になれるイメージが出来た瞬間です」。

住宅という身近な生活空間を多く手がけておりますが、押し付けるデザインは決して致しません。

「共に考え、共につくり続ける」をモットーに仕事を継続いたします。