深田 晋
FUKADA SUSUMU
株式会社深田環境建築デザイン

趣味:
・ロードバイク
・風景写真撮影
建築家の仕事は、家づくりを通してお施主様の夢を叶えることだと思います。
その夢を最高の形で叶える事が出来るよう、五感を澄まし、弛まぬ努力を続けていく事をポリシーとしています。
代表作品
建築家になったきっかけ
幼い頃、両親が家を建てました。
そのとき何も無い所から段々と建物が出来上がっていく姿を見て、幼心に感動を覚え、将来こういう風に人に感動を与えられる仕事をしたい! と思い建築家を志しました。
クライアント様へ
建物が竣工した時、お施主様から『あなたに設計を依頼して良かった。』と笑顔で仰って頂けるような作品作りを心掛けています。
そして今までに設計させて頂いたお施主様からはその笑顔を頂けたと自負しています。
スペシャリティ
多く手掛けた設計対象
戸建住宅 , 商業店舗・施設, 医療施設・ケアハウス , マンション・集合住宅
多く手掛けた雰囲気
シンプル , 自然素材
多く手掛けた敷地条件
狭小, 傾斜地
最も多く手掛けた価格帯
3000万円台
優先項目
- 1. 施主の意見
- 2. コスト
- 3. デザイン性
- 4. 機能性
- 5. 構造
- 6. ディテール
「エアコンとは違う、
光暖冷について」
皆さん。
今年の夏はいかがお過ごしでしたか?
暑かったですね~!
夜は快適に休めましたか?
エアコンの使い過ぎで体調を悪くされたりなさいませんでしたか?
実は私は自宅にいる時は、今までの夏で一番快適に過ごす事が出来ました。
夜も暑くて寝苦しく、何度も起きてエアコンの電源を付けたり切ったりという事は
全くありませんでした。
というのも、エアコンを部屋に付けて無いので…
では、何故快適に過ごせたのか!?
それは、自宅に『 光冷暖 』なるものを付けたからです。
光冷暖とは、
屋外に設置したヒートポンプで冷水や温水をつくり、それを屋内に設置したラジエーターに送ります。
そうするとラジエーターから遠赤外線が放たれます。
その効果で冷暖房を行う空調機です。
しかも、壁や天井もその子機としての役割を果たすという画期的なシステムです。
これは、私が独立して最初に設計を手掛けた住宅のオーナーさんが開発されたもので、そのオーナーさんのご自宅に世界で初めて設置しました。
私も話を聞いた時は半信半疑でしたので、「もし効果がなかったらいけませんから」と、エアコンを付けて頂きました。
そうして、竣工した翌年の夏。
ご自宅に呼ばれて伺ってみると、もちろん涼しいのですが…
あれ!? エアコンが外してある!
壁に外した跡が残っています。
それなのに何で涼しいの!? と不思議に思った瞬間、「これですよ!」と自信たっぷりのオーナーさんが指し示したものは、光冷暖のラジエーターでした。
えっ!? これ!? 本当に効くの!? と、
それでもにわかに信じられない私は、72坪の平屋のお宅の隅から隅まで見て回りましたが、どこにもエアコンが有りません。
有るのはリビングに設置したラジエーター一台だけ。
しかも、リビングから一番遠い部屋の寝室のウォークインクローゼットの中が一番冷えているではないですか!!
それは、感覚に依るものでは無く、温湿度計が至る所に置いてあったので一目瞭然。
これでは流石に信じるしかありません。
そのような不思議な体験をしてから、十数年後。
やっとこの春、私の自宅に光冷暖を導入する事が出来ました。
設置したのが春先だったので、少し寒い日に光冷暖を暖房運転して過ごしましたが、全館空調なのでどの部屋もポカポカ。
しかし、すぐに暖かい季節になったので
暫く光冷暖もお休みしていたのですが、
突然この夏の暑さが襲って来て、光冷暖は遺憾なくその効果を発揮するに至ったという訳です。
現在私は、70代の両親と同居していますが、脳梗塞を患った母からは「外はこんなに暑いのに、家の中はこんなに涼しい。あんたからいい親孝行をしてもらった。」と耳を疑いたくなるような言葉まで飛び出した次第です。
光冷暖は、風が出ないので埃が舞わず、冬はポカポカ。陽だまりに居るような温かさ。
夏は涼しい洞窟に居るようなひんやり感で、エアコンの様に風が当たって具合が悪くなったり、部屋の温度ムラが気になるというような事が無く、とても快適です。
エアコンの風が苦手な方や、埃などにアレルギーが有る方、全館空調をしてヒートショックの危険を避けたい方には本当にお薦めです。
・・・なんだか、テレビショッピングのような文章になってしまいましたが、
今では、私の設計させて頂く建物では、
先ずは空調は光冷暖をご検討して頂いています。
それは、私の自宅で私が実際に体感したので、自信を持ってお勧めできるからです。
そして何より、1人でも多くの方に快適な環境の中で健康的な生活をして頂きたい。
そう願うからです。
現在私は、戸建て住宅はもちろん、
全館光冷暖のみで空調を行うホテルや、マンション、高齢者施設などで光冷暖を導入した設計を進めています。
もし、皆さんが『光冷暖』に興味をお持ちになり、光冷暖を熟知した建築家に設計を依頼したいと思われましたらお声掛け頂けると幸いです。
