中原 貴夫
NAKAHARA TAKAO
株式会社T.N.A

趣味:
サッカー、釣り、ぼーとする事
家づくりは人と人とのつながりが生み出すものです。
お施主様との出会いはご縁です。
ご縁を大切にお互いに納得しながら一つのお家をつくっていきます。
代表作品
建築家になったきっかけ
自動車会社に勤めていた頃、生き方に深く悩んだ時、たまたま本屋で安藤忠雄さんの本を手に取り、心を揺さぶられました。
以来、独学で勉強しながら建築が大好きな事を確信して、会社を辞め、建築家になる事を決意しました。
クライアント様へ
熊野町の家はいつでもご見学可能です。
どうぞお気軽に遊びに来ていただき、光と風の空間を存分にご体感くださいませ。
スペシャリティ
多く手掛けた設計対象
戸建住宅
多く手掛けた雰囲気
シンプル
多く手掛けた敷地条件
狭小 , 変形地
最も多く手掛けた価格帯
2000万円台
優先項目
- 1. 施主の意見
- 2. デザイン性
- 3. コスト
- 4. 構造
- 5. ディテール
- 6. 機能性
本来の心地よさと暮らしやすさの提案
私の育った実家は昔ながらの長屋でした。
典型的な田の字型の間取り、襖で仕切られた空間――。
昔の日本によくあった簡素な日本家屋です。
ただ、そんな家でも北側につくられた4帖ほどの小さな裏庭があり、そこに面した杉板張りの廊下は、夏でも心地よい風が入り込んできました。
よくそこに寝そべって本を読んでいたことを覚えています。
もしかしたら、それが私の原風景なのかもしれません。
下積み時代は色んな建築を見てきました。
ただ、見るのは最新のものではなく、気づけば昔ながらの日本建築ばかり訪れていました。
一体何故でしょうか。
それは古い日本家屋に足を踏み入れると、いつも心地よい風が入り込んできたのです。
それに気づいた時、自分のつくるべき建築の手がかりが見えた気がしました。
近年の高断熱高気密化住宅は大変優れた機能を有しています。
ただ、なぜ住宅の性能をよくすべきなのか、性能の先にある住まい手の方が求めるものは何なのか。
そこが一番重要だと思います。
私はお客様へご提案する際に必ず、「室内に入る光や風通しをよくします」と言います。
その先にある人が本来求める心地よさ、暮らしやすさを実現したいからです。
どれだけ時代が変化してもあの日本家屋に秘められた心地よさは住む方にとって必要だと考えています。
お客様に「T.N.Aさんに建ててもらって良かった」と言ってもらえるような地道で一生懸命な姿勢で住宅をつくっていきたいと考えています。